平山和久の日記

いつまでも少年です。

乗馬のこと またまた続き4

 振り返りますと私は、自分の生きる年代ごとに、取り組む仕事のテーマを設定してきました。自分は通信を勉強したことから、通信の世界で、二十代は純技術をやろう、三十代は応用化をやろう、四十代は事業化をやろうと行動し、幸運なことに、ほぼそのようなことをやらせていただけました。これは神様と、私に関与された皆様方に感謝以外の何物でもありません。もし生まれ変わることができたら、また同じことをやらしていただければと考えております。

 

 そんな人生を送らせていただいたこともあり、いままでスポーツのことは全くと言って程、関心がなく、スポーツ音痴は仕方がないと考えていました。

 

 お付き合いでゴルフをやったりはしていましたが、特別夢中になるほどではなく、こんなもの無理してやることはないと、持っていたフルセットを友達にすべて上げてしまいました。その当時は世の中バブルであり、ゴルフをすること、ゴルフの会員権を持つことが、ステイタスシンボルなどと言われていた馬鹿げた世の中でした。

 

 今、ここで 自分は乗馬を始めて感じていることがあります。それは、世の中大変豊かになっていることです。 まあ、世の中の移り変わり、変化、発展、それと私の青春時代から半世紀もたっていることから、あたりまえといえばあたりまえです。

 

 昔は、馬術部といえば大学しかありませんでした。それが高校にも馬術部があり、それが関東や各地域、全国で競技大会が開催されています。

 

 学生といえばよく言えば清貧、悪く言えば貧乏で、馬術部に入るのは裕福な家庭の子弟でした。

 

 それがいまや、ユーチューブを見ると、高校の馬術部の競技大会があります。これはまったくをもって、驚きです。一般化したといえばその通りですが、社会が経済的に発展したことと言えます。これは素晴らしいことです。

 

 現実にわたくしの所属している乗馬クラブは、幼稚園をはじめとする子供たちがたくさんおり、土日はいっぱいです。

 

 私が、乗馬を始めた動機の一つとして、異なった世界を知ることと書いております。乗馬の世界はまったく私の知る世界ではありませんでした。動機を満たすには十分な魅力です。また大変な変化をしております、わたくしは入り口に立ったばかりで「道は長いぞ」ということを感じています。

            ではまた次回