平山和久の日記

いつまでも少年です。

馬場での練習が始まりました。

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ユワ君、兄貴の子供のころそっくり。


 先週進級させていただき、正式には今日が初めての馬場でのレッスンです。先週、金城さんに個人レッスンを受け大分、馬場でのレッスンの概要を体得し、自信をつけていたものの、今日は青木さんという女性のインストラクターからレッスンを受けました。

 

 ついていたことに、先週、金城さんが選んでくれたワイナマロというとても賢い馬に当たりました。この馬は人の話すことを、かなり理解しているらしく、大きな合図、指示がなくとも軽い合図、手綱だけで動いてくれます。とても乗りやすく、操縦性の良い馬です。

 

 まづ、常足から入ります。前の馬との馬間距離を保ちます。そのためには手綱をぴんと張り、かるく持ちます。手を握ったり離したりしながら、減速の指示を出します。馬間距離を得たら握っている手の中

へかるく卵を握る感覚で手綱を持ちます。この感覚は軽速歩などを行っているときも同じです。手綱を強く持つと馬は止まってしまいます。脇を締めこぶしを前の方におき、動かないようにします。

 

 今日は、軽速歩を重点的に練習、それも馬場を何周も回ります。馬間距離を保ちながら、直線コースの蹄跡、コーナーの隅角をスピードを落とさず回っていきます。「立つ・座る」の動作で立つときサドルブロックに膝を当て体重をかけながら、おへそを出す要領でまっすぐに立ちます。座るときは足のふくらはぎで馬をはさみながらゆっくりと座ります。この座るときの動作をやり始めると、ふくらはぎや腿、腿の付け根の筋肉が痛くなります。

 常歩でサドルブロックに膝を当て、体重をかけながら立ったまま長い間歩く、これができるとバランスが良く取れるようになり「立つ・座る」の動作が格段に良くなります。

 

 軽速歩で馬場を何周も回る、スピードを落とさず、姿勢を保ちながら回る、すごい運動量、乗っているものは一生懸命、夢中ですので首や背中がどんどん熱くなり汗びっしょりです。インストラクターが指示を出し、「ハイ、もっと手綱を短く持って!」「視線を遠くに!」と指示が出ます。これで走っていると「ハイ、常歩に落として!」の指示が出ます。何周回ったんだろう、よくまわったね何周かわからないや、こんなに軽速歩が継続できるなんてスゴイと自分で感心しています。あとはそれぞれの動作の技量を向上させようと自信が出てきました。

 

 女性インストラクターの青木さんは、関西の人らしく関西弁で冗談を言います。一気に緊張がほぐれ、和やかになります。馬場から上のコースを担当している模様です。

 

 ここまで、練習を重ねてきて、自分の技量の立ち位置が解ってきました。何にも知らないところから、よくまあここまでできるようになったねと感心しています。

 トレーニンプログレスからすると、まだまだ先は長い、でも馬に乗れるようになってきたぞ、だんだん面白くなってきて、自信がついてきました。でも謙虚に言えば「馬に載せていただいている」というのが現実ではないでしょうか。練習を重ね馬に私を覚えていただくということで進めていきたいと思います。